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本年度終了のご挨拶

皆さまこんにちは!

春休みに突入した方も多いと思います。

好きなことをしてゆっくり過ごしながら、新年度への気持ちを徐々に整えていきましょうね♪

今回(第22回)の受賞作品につきましては今月内を目途にご返却いたします。

尚、一部の作品につきましては、主催者の来客受付エリア等に展示させていただきたく、近日書類にてご連絡いたします。

次回、第23回コンクールにつきましては、今年7月頃に募集開始予定です。

詳細はLINEやホームページ等でも随時お知らせしますので、次回も奮ってご参加ください。

今年度の投稿はこれが最後となります。

コンクールにご参加いただいた方、関係してくださった方、すべての方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

LINEやホームページでの情報発信にご協力いただいた小野さんから皆さまへのメッセージをお預かりしました!

今年度、LINE、HPの配信を担当させて頂いた私達も身体や聴覚に障害のある当事者です。障害があると大変なことも多いと思いますが、一方で、障害があるからこそ出来る体験や当事者だからこそ身につくスキルもあります。皆さんの作品からはそうした皆さんだからこその魅力が溢れていたように私達は配信を通して感じました。皆さんのこれからに多くの実りのある事を願っています。

 では皆さま、体調管理にはくれぐれも気をつけて、来年度、元気にお目に掛かりましょう!

ころころパン販売会にて

キラキラっとアートコンクール 作品の使用例(レジデンスケア台紙)

皆さん、こんにちは!

3月も半ばになり、東京では花桃が見頃を迎えつつあります。

皆さんの地域はどうですか?

今回は新たな作品使用例のご紹介です。

三菱地所レジデンス(株)が提供するサービス「レジデンスケア」の書類入れに

キラキラっとアートコンクールの作品が使用され、完成品が本日届きました!

間もなくデビューです!

サービスをご案内する資料や保証書など、大切な書類を入れる台紙とのことです。

紙質は一般のコピー用紙より厚みがあって、

安心感があると言いますか・・・何とも心地よい手触りです♪

この台紙を通じて、多くのお客様に皆さんの作品を楽しんでいただき、

キラキラっとアートコンクールを知っていただくきっかけになることを願っています。

「レジデンスケア」の詳細はこちら

※今回作品を使用させていただいた方には現物をお送りさせていただきます。

①表表紙
②裏表紙
③中面はポケット付き

三菱一号館美術館トークイベント 都市と美術館 障がい者アートの見方―20年以上続く「キラキラっとアートコンクール」の実践_イベントレポート

2月27日、私こと執筆担当「まゆ」は、キラキラっとアートコンクールの審査員3名が登壇するトークイベント(東京・丸の内)に参加しました。今回はその様子をお届けします。

「都市と美術館 障がい者アートの見方―20年以上続く『キラキラっとアートコンクール』の実践」と題し、審査の話のみならず、障がい者アートと社会の関係性にまで踏み込んだものでした。

三菱一号館美術館上席学芸員の野口玲一さんがモデレーターを務め、画家のO JUNさんと東京コロニー アートビリティ代表の高橋宏和さんと対話が進行していきました。

審査において、O JUNさんは、一人一人違いはあれど背景にある人生ともあいまった現実的な「生々しさ」と「その作品の中で制作者が集中して描こうとしていること」をどうコントロールしようとしているかなどに考えを巡らせたと述べました。力を入れ込んだことを制作から感じることは、翻って自分と向き合うことにも繋がるのだといいます。また、障がいという点にこだわらずとも、内にあるものを外に出すなどという制作の面白さは変わらないのだといいます。

高橋さんは、審査について「フラットに見るためになるべくバックボーンを知らないようにしている」「応募される方に寄り添う」ということを大切にしているといいます。また、コンクールについて「障がいがあることで生きづらさを感じることもあるかもしれないが機会は平等にあって欲しい。描くことが好きになるきっかけになるかもしれない。やり遂げる達成感も大事にして欲しい」と述べました。

野口さんはオフィス街・丸の内という場に「障がいがある方が働いているというイメージが一般にあまりないのでは」と問題提起しました。さらに、「障がい者アート」と括ることで、自分とは関係がないと捉えられてしまうかもしれないことにも危機感を示しつつ、社会への浸透やよりよい受け止め方などを考えたいと話しました。

アートという一つの表現を通じて制作者と社会の一人一人が巡り合い、新たな想いを共にする歩みが大切なのだと感じました。

三菱一号館美術館トークイベント 都市と美術館 障がい者アートの見方―20年以上続く「キラキラっとアートコンクール」の実践_イベントレポート