毎年11月～翌2月の優秀賞作品展をもって、その年のキラキラっとアートコンクールは終了します。

　2016年度からは三菱地所と同社グループ企業５社の受付などの来客スペースに、作品展終了後も作品を愉しんでいただきたいという思いから、前年度優秀作品の一部を展示しております。

　4月18日には、東京・大手町の三菱地所本社の来客用会議室と東京・有楽町の同社サテライトオフィスに展示する作品の入れ替え作業を行いました（2か所で計11作品）。

　毎年お願いしている施工業者様の手際の良さが光り、約1年間展示させていただいた作品を新たに架け直す作業はあっという間に完了しました。作品が変わると室内の印象も大きく変わります。

　会議室やサテライトオフィスを使う方に作品を愉しみながらコンクールへの理解を深め、かつ、話題にしていただきたいという思いを込め、作品の下にタイトルや制作者名、作品への想い、コンクール概要のキャプションを付けております。

　制作者の方に約1年間お借りしました作品を感謝の気持ちとともに額装のままお返しさせていただいております。

　執筆者も障がいがある当事者として障がいがある方の活躍を嬉しく思います。

　以下、展示作品の一部や施工の様子をご覧ください！

今年4月から、「キラキラっとアートコンクール」のホームページとLINE公式アカウントを通じた情報発信の運営に関わらせて頂く小野と申します。

運営は、私を含めたチームで担当しますが、チームのメンバーは皆、障害者です。

様々な障害種別の方が参加しており、それぞれ異なる企業に勤める傍ら、今回の情報発信のお手伝いをしていくことになりました。

障がいのある子どもたちの可能性を応援するキラキラっとアートコンクールに関わらせて頂くことを嬉しく思っており、多くの方にコンクールの様子や作品のすばらしさ、コンクールを支えている方々の魅力もお伝えしていきたいと強く思っています。

私達が「キラキラ」に関わらせて頂くにあたり、私達の紹介をさせて頂きます。

私達は昨年度「これからメタバースで新たに生まれると予見される仕事にフォーカスした障害者の就労プロジェクト」を立ち上げました。

近い未来には、仕事の一部は、メタバースに移行すると考えており、オンラインでの環境やVR空間により、障害者の障害は軽減して、障害者はより働けるようになると私達は考えています。そこで、メタバースを用いた障害者の就労について、企業様と色々試してみようという中で、三菱地所様とご縁があり、「キラキラ」の情報発信業務を行いながらプロジェクトを進める運びとなりました。

(ちなみにこのプロジェクトは、昨年度の総務省の異能vationに採択されています。)

私達のプロジェクトの目的にも障害者の可能性を高めることが含まれており、皆さんと共に未来を拓いて行けたらと思います。

今後はホームページやLINE等でコンクールを身近に感じて頂ける情報を定期的に発信していきますので、これから、何卒よろしくお願い致します！