2月9日(金)〜2月14日(水)に行われた、第22回キラキラっとアートコンクール優秀賞作品展、香川県・高松会場の様子をご紹介します。優秀賞作品展は、昨年11月24日(金)を初日とする宮城県・仙台会場に始まり、今年2月まで全国9会場で開催いたします。

会場は、香川県のほぼ中央の台地に位置し、讃岐平野を一望できる眺望のすばらしさが特長の高松空港。送迎デッキからは讃岐の山々を背にして飛行機が離着陸する滑走路を見学することができます。

空港周辺には高松にアトリエをかまえた彫刻家イサム・ノグチの作品「Time and space」が設置され、地元で行われる瀬戸内国際芸術祭の時期には、ターミナル内で作品が展示されるなどアート振興にも力を入れています。

そんな高松空港での優秀賞作品展はターミナル内の国内線出発ロビーで行われ、ここから旅立つ方々が、作品の鑑賞を楽しみ、受賞者へメッセージを寄せて下さりました。

写真は愛媛県から応募してくださったうめだたくやさんの作品「あきたいぬ」。かわいく、力強い体のラインもしっかり表現されていて、犬への愛がよく伝わる作品ですね！

次回は、2月23日(金･祝)〜2月25日(日) に、いよいよ最後となる福岡会場での開催となります。

 

 急に暖かくなったかと思うとまた寒くなる日が続く中、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

今回は、今月27日に開催されるキラキラっとアートコンクールの審査員が登壇するトークイベント「都市と美術館　障がい者アートの見方―20年以上続く『キラキラっとアートコンクール』の実践」の再度のご案内です。

画家のO JUN氏と東京コロニー　アートビリティ代表の高橋宏和氏が、審査への思いや作品の見方について語ります。

毎年1,000を超える応募作品のひとつひとつの声を丁寧に聴いている審査員。一般の方に向けて審査への思いや作品の見方を語るだけではなく、アートと社会の関係性にまで踏み込んでお話しいただきます。

本コンクールのご関係者にも是非ご参加いただけると幸いです。皆様からのお申し込みをお待ちしております！

 

《開催要項》

三菱一号館美術館トークイベント「都市と美術館　障がい者アートの見方―20年以上続く『キラキラっとアートコンクール』の実践」

開催日時：2024年2月27日（火）19:00～20:30（開場18:30～）

会　　場：MIX丸の内（千代⽥区丸の内2‐5‐1丸の内二丁目ビル2F）

料　　金：1,000円（税込、Peatixにて要事前予約）

登 壇 者：O JUN氏（画家） 高橋宏和氏（社会福祉法人東京コロニー　アートビリティ代表）

モデレーター：野口玲一（三菱一号館美術館　上席学芸員）

詳細・お申込み：https://mimt-cityandmuseum04.peatix.com

 

2月2日（金）～2月4日（日）に行われた、第22回キラキラっとアートコンクール優秀賞作品展、広島県・広島会場の様子をご紹介します。優秀賞作品展は、昨年11月24日(金)を初日とする宮城県・仙台会場に始まり、今年2月まで全国9会場で開催いたします。

会場は、街中をガタンゴトンと大きな音を立てて路面電車が行き交う独特の景観が楽しい広島市の中心部、緑に囲まれた広島中央公園の一角にあるひろしま美術館。全国9会場の中で唯一、美術館で開催される作品展となっており、静かな講堂でじっくりと作品を鑑賞することができます。

今回は広島県の受賞作４作のうち３作品が油絵作品でした。写真ははまだりょうさん「ホッキョクグマの親子」、寄り添う親子のホッキョクグマが油絵ならではの立体感で描かれています。つぶらな瞳がとってもキュートですね！

地元のテレビ局のニュースでも取り上げられ、放映された番組を見て足を運ばれたお客様も多かったようです。

次回は、2月9日(金)〜2月14日(水)に、瀬戸内海を越え、香川県の高松空港での開催となります。