ご案内/ARTBILITY+スタートしました!
皆さん、こんにちは。
「第15回キラキラっとアートコンクール優秀賞作品展」は、今週末10月28日(金)~30日(日)ランドマークプラザ(神奈川県横浜市)、11月4日(金)~6日(日)大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区)、その後も大阪、札幌と続きますので、ぜひお近くにお出掛けの際には、お立ち寄りください!
さて、本日は、「キラキラっとアートコンクール」が2002年にスタートした時から、協力先としてお力添え頂いている、社会福祉法人東京コロニーが運営するアートビリティが、新たな取り組み、ブランドをスタートしましたので、ご案内いたします。
東京コロニー様は様々な障害者就労支援を行う社会福祉法人で、「キラキラっとアートコンクール」でも、応募受付に係るシステム対応、リーフレット等制作物の印刷・製本、WEB構築・管理などを依頼しております。
アートビリティは、支援事業のひとつで、アートによる就労支援を目的とし、「キラキラっとアートコンクール」をきっかけに、現在20名が登録作家として活躍しています。
一昨年からは、飲食部門の「ころ・ころ」のパンの出張販売会を当社本社ビル内の社員専用コミュニケーションルーム内にて実施するなど、様々な場面で、東京コロニー様と協働しています。
以下は、ARTBILITY+のリーフレットより内容抜粋し、取り組みについてご案内いたします。
東京コロニーは・・
『東京都中野区に本部のある社会福祉法人で、1951年に事業開始以来、障がいのあるひとり一人の「完全参加と平等」を実現するため当事者主体と企業性と民間性をコンセプトに運営しています。当事者が自ら立ち上げた法人ということもあり、障害者所得支援のパイオニア的存在です。各種障害福祉サービス事業を始め、印刷、システム開発など幅広い業務を行い、現在約800名(障害者約500名)が働いています。』
また、『Artbility(アートビリティ)』は・・
『東京コロニーがアートの分野でも障害者のもつ才能を活かし、収入に結び付けることを目的として1986年に始めた事業です。現在約200名の作家による4500点の作品がストックされ、年間約400点の作品が使用されています。設立当初から「才能に障害はない」を合言葉に、作品そのものを評価し、ポスターや冊子、カレンダーなどの印刷物をはじめ、布製品や雑貨の絵柄等に有料で貸出しすることにより、アーティストにその使用料が還元され、障害者の所得支援や社会参加につながっています。』
そのアートビリティによる、新たなと取り組みが「ARTBILITY+(アートビリティプラス)」です。
『近年、障害者アートの魅力が社会で理解されはじめ、美術館などでも障害者アートの展覧会が頻繁に開催されるようになりました。しかしながら、障害者アーティストの社会参加や所得支援はまだ多くの問題を抱えています。ARTBILITY+は、障害者アーティスト支援の草分け的な団体であるアートビリティとフェアトレード&オーガニックコットン製品の製造を行う(株)FCIの共同作業によって生まれたブランドです。布製品にはオーガニックコットンを使用し、製造もインドのフェアトレード向上に依頼し、途上国の生産者や環境を守る仕組みにもなっています。また、紙製品に関しても東京コロニーよって丁寧に印刷、製本されています。商品を購入して頂くことが、障害者の社会参加や所得支援になり、さらに途上国支援へと繋がります。』
これまでは、審査を経て登録された作品の画像を印刷物等の媒体に有料で貸出し、その使用料の60%を作者に支払うことで、就労支援に繫げていました。新たなブランドの立上げにより、グッズ販売のほか、原画の販売も行うようですので、より多くの方に、登録作家さんたちの作品を観ていただく機会になるのではないでしょうか。
ARTBILITY+の販売会が、現在、中野マルイで開催されています。キラキラっとアート出身登録作家の水ノ上 茉優さん、大橋朋佳さん、赤澤 宗文さん、岡村 陸矢さんの絵が使用されたグッズが販売されています。水ノ上さん、大橋さんは原画も販売されていました!
「キラキラっとアートコンクール」をきっかけに、絵を描くことを続けてたのしんだり、アートビリティ登録作家にチャレンジしたりと、様々に可能性をひろげる子どもたちがいます。今回は、アートビリティ登録作家として活躍する皆さんのグッズや原画をぜひ会場でご覧ください。(10月31日(月)10:30~20:00まで)、中野マルイ2階、アクセスはこちらから)