今回はコンクール審査にまつわる過去のトークイベントのご紹介です。

　オンライン配信で2021年10月に開催されました。

　話し手は審査員のお一人である三菱一号館美術館・上席学芸員の野口玲一さん。聞き手は「互いの価値の違いを受け入れ合い、互いの価値が尊重される『心のバリアフリー』について日々考えている」(株)スタートラインの代表、眞島哲也さんです。

　審査のポイント、作品から感じたこと、アートを通じた可能性などを話されました。

　野口さんは審査にあたり「描く人が好きなものを好きなように描いて欲しい」「描く人の思いが素直に表れている、と感じられる作品を見つけたい」などと述べました。審査員の方々は上手いなどの観点で必ずしもグッとくるのではなく、制作者の中の「描かずにはいられないものがあるかどうか」を見たいのだと言います。

　　お二人のお話はアートの可能性にも及びました。野口さんはアートは人と人とを繋げるコミュニケーション表現の一つだといい、眞島さんも自分らしさを表現する方法としてどんどん描いて欲しいなどと伝えます。アートのダイナミクスさを感じました。

　編集担当は改めて一つ一つの作品に注ぎ込まれる気持ちに思いを馳せました。そして今年度のコンクールの応募作品に込められた想いが周囲の方々の心の琴線に触れるのではないかと想像しました。

この動画が一つでも皆さまのご参考になればと思います。そして、皆さまの作品にお目にかかれることを楽しみにしています。

キラキラっとトーク「審査員が語る、良い絵ってどんな絵？」

こんにちは

今週は事務局からのイベント情報をお伝えします。

皆さんは普段どんな映画を観ていますか？

アクション、ロマンス、ホラーなどエンターテイメントとして様々な作品を楽しんで観ていますよね。

楽しいだけじゃない、知り、考え、行動したくなるそんな映画を観てみませんか。

 

映画を通じて、楽しみながらSDGsに関する様々な社会の課題について考える映画祭が今年も9月に東京の大手町、丸の内、有楽町地区内各所にて開催されます。

映画鑑賞と併せ、様々なゲストによるトークもお楽しみ頂き、テーマや課題の理解が一層深まる楽しく、そして感じ、考え、行動したくなる企画となっています。

9/4のオープニングを皮切りに様々な会場（解放感あふれる屋外会場もあります）で９本の長編作品が上映されます。

料金は1作品1,000円（障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額の500円）。

スタンプを集めると防災グッズがもらえる特典（なくなり次第終了）もありますよ。

気になるタイトルがありましたら、是非ご鑑賞下さい。

 

イベントの詳細はこちら

 

夏も盛り、暑い日が続いていますが皆さまはいかがお過ごしでしょうか？
「キラキラっとアートコンクール」の締切は約 1 ヶ月後の 9 月 19 日(火)です。

これからご応募を検討されている方もまだ期間はあるので、ゆったり取り組んでみてくださいね♪

夏の思い出などを描いてみるのもいいかもしれないですね！
皆さまからのご応募を一同お待ちしております♪