先日、私こと執筆担当「まゆ」は、キラキラっとアートコンクールの事務局を併設する社会福祉法人東京コロニー中野を三菱地所の皆さんと共に訪問いたしました。今回はその訪問記をお届けします。

　この仕事を請けてから初めて作業現場に伺うこともあり、緊張気味に訪問。当日は職員の皆様が温かく迎えてくれてそれまでの緊張が一気に解けました。最初に案内された大部屋では、この福祉施設に通う利用者の皆さんがコンクールの応募要項等を一枚一枚丁寧に封入されていました。ここでの就労は、利用者の可能性や個性を施設側が温かく見守りながら個々人に合った仕事を割り当てており、これによって工賃（作業の対価。賃金に相当）の上昇が望みやすくなるそうです。利用者に寄り添った施設側の配慮によって利用者の皆さんが生き生きとそして真剣に作業されている姿を目の当たりにしました。

　封入に際しては、参加してくれる学校や教育委員会、メディアによって送付物が異なるため、3つの島に別れて作業に取り組まれていました。送付袋は中身が分かる透明なものを使用。机には既に完了した袋が山積みに。たくさんの仕事がみるみるうちに完成品に変わっていきます。
　次に、応募作品を保管する部屋を見学。壁一面の大きな棚は47都道府県ごとに仕切られており、地域ごとに作品を収納するとのことでした。この日は応募開始前で棚は空の状態でしたが、応募開始とともに真っ先に送って下さる参加者の話もお聞きし、このコンクールがどんなにこの方にとって待ち遠しいものだったのかを想像して胸が熱くなりました。
　この後、隣接するベーカリー『ころ・ころ』を訪問。ころ・ころは三菱地所などで出張販売会を実施されており店員の方々と三菱地所の社員の方々との再会に会話も弾みました♪私は店員さんイチオシという「ちくわパン」（！）にシフォンケーキやいちごパンなどを頂き、手作りならではのフワフワな食感に幸せいっぱいに✨

　コロニー中野の利用者様と職員の皆様の関係が終始明るく活気あり、とても朗らかな気持ちになりました。今年度がどのようなコンクールイヤーとなるのかとても楽しみです！

募集パンフレットの印刷や東京コロニー中野に到着した様子などについてはこちらからご覧いただけます。

三菱地所への出張販売会の様子はこちらからもご覧いただけます。