展覧会のご案内

皆さま、こんにちは。

本日は展覧会を2つご案内いたします。

ひとつめは、東京都美術館で開催中の、「楽園としての芸術」展です。(以下、東京都美術館WEBサイトより転写させていただきます)≪三重と東京に拠点をもつ「アトリエ・エレマン・ブレザン」と鹿児島の「しょうぶ学園」では、ダウン症などの障がいをもつ人々により、豊かな感性と知性の発露を感じさせる造形作品が日々生み出されています。ちいさな宝石のような色彩が躍動する世界は、「幸福」や「調和」といった言葉の響きが似つかわしい、祝祭的な輝きに満ちています。何の気負いもなく、息をするように作品を生み出す彼らの姿は、「真の自由」のあり方を感じさせるものであり、奥深い造形の魅力は、障害という定義の再考を促すものであるでしょう。このたびは、普段アトリエのスタッフしか目にすることのない、制作のプロセスをもご覧いただき、人の営みにおける「芸術の意味と可能性」をあらためて問う場にしたいと考えています。(出品予定点数:約100点)≫

この文面と、WEB上の作品を拝見するだけでも、わくわくしてきます。私も来週観に行ってきます。

もうひとつは、3年毎に開催されている、横浜トリエンナーレ。今年で5回目の開催です。まちにひろがるトリエンナーレの取り組みのひとつとして、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」が展開されています。「障がい者」と「多彩な分野のプロフェッショナル」の協働から生まれる現代アートの国際展で、3年ごとの発展的開催を見据え、今回は、その第1回目として多彩なプロジェクトが展開されるそうです。

3年前の横浜トリエンナーレにも足を運びましたが、本当に様々な作品が展示され、夢中になって作品を鑑賞していました。はじめての、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」では、どのような作品に出逢えるのか今から楽しみです。こちらには今週末いく予定です。

キラキラっとアートコンクールにお寄せいただく絵もそうですが、障がいのある子どもたち(当コンクールは応募年齢18歳迄)の描く絵は、純粋で作者各々の心や日常、考え、思い等々がそのまま絵になって表現されていると思います。だからこそ、心に響いてきて、絵を通じて、作者の方と会話をしているような気持ちになります。

「楽園としての芸術」展、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」には、絵だけではなく、様々な作品があるようです。作品を通じて、この作品を創りだしたのはどんな方なのか、どんな気持ちで創りだしたのか、想像しながら、会話しながら楽しみたいと思います。

夏休みを利用して、ぜひ皆さまも会場に足をお運びください。

※「第13回キラキラっとアートコンクール」は現在作品募集中です!詳しくはコチラを。

 

■「楽園としての芸術」展

会期:2014年7月26日(土)~10月8日(水)
会場:東京都美術館 ギャラリーA・B・C
※詳細につきましては、コチラをご確認ください。

■「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014

会期:8月1日(金)~ 11月3日(月・祝) 期間中無休 ※内コア期間[ 8/1(金) ― 9/7(日) ]

会場:象の鼻テラス、象の鼻パーク(神奈川県横浜市中区海岸通1丁目)