「街あるきユニバーサルマナー研修」を受講して

皆さん、こんにちは!

キラキラっとアートコンクールは9月19日(火)まで作品受付中です。

ここ何週かはコンクールを離れて、事務局から、東京・丸の内の街のアートやイベントを紹介しています。宜しければ引き続きお付き合いくださいね。

ところで、出かけた先の街や駅などで、困っている人を見かけたら、

皆さんは何と声を掛けますか?

先月もこの情報発信を一緒に担当している「まゆ」と外出した際、耳が聞こえにくい「まゆ」に対して自分の対応は適切だったか、思い返しては悶々としていました。

そんな折、自分とは違う誰かの視点にたち、行動するための意識や対応方法を学ぶ「街あるきユニバーサルマナー研修」を受講する機会がありましたので、今回はそこで学んだことをお伝えしたいと思います!

最初にユニバーサルマナーの基礎知識を学び、その後実際に視覚障害・高齢者・車いすのいずれかを体験しながら丸の内の街を歩き、気づきを共有するという内容で、

講師の方は視覚障害があり自身の経験も織り交ぜて講義や説明をして下さいました。

「ユニバーサルマナー」とは心遣いのことで、

「手伝わないといけない」と過剰に思う必要もないし無関心でもいけない。

「お手伝いできることはありますか?」とお尋ねして相手に選択してもらうと良いそうです。(ちょうど良い距離感のフレーズですね!)

街歩きでは車いすを体験しました。

普段よりも目線が低く視界が狭まることや、少しの段差でも乗り越えにくいことなど驚きの連続でした。また、今後自分が車いすを使う場合を想像したとき、スロープ等のインフラ整備以上に、街の人の適切な理解やサポートがあることの方が大切だと思いました。

今回は幸いにも「ユニバーサルマナー研修」の受講機会を得ましたが、こういったマナーが広がり、すべての人が安心して心地よく暮らせる社会が実現するよう、自分にできることを日々取り組んでいけたらと思います。

入口サイン
講義の様子
黒いベルト類は高齢者疑似体験道具
体験の様子1
体験の様子2